7月21日、京都市南区にある東寺の「弘法市」に行ってきました。弘法市とは毎月21日に東寺の境内で開かれる縁日のこと。「縁日」とは元々神仏がこの世と縁を持つ日とされこの日に参詣するとより大きな功徳があるそうです。弘法大師の命日にあたる3月21日にはたくさんの参詣者が訪れ、同時に参詣者のために屋台風の茶店が集まるようになり徐々に店の数や種類が増えていったのが弘法市の始まりといわれています(東寺弘法市HP参照)。
今では毎月常時1,200~1,300店もの露店が並び、大変な賑わいをみせるとのこと。特に1年の最初にあたる1月21日の「初弘法」には20万人の人が訪れたそうです(*゚O゚)!
この日も祝日&快晴とあって大盛況!ものすっごい熱気でした=33
境内の外にも露店と人があふれかえっていました。
売っているものは花や植木、古着、着物、見るからに高そうな壺(骨董品)からキッチュな雑貨など実にさまざま。買い物を楽しむ客層も家族連れや若いカップル、年配の方など幅広く、外国人の姿も目立ちました。特に外国人の方はタブレットで値段交渉したり、キャリーケースを携帯したりとかなりの手練れ感が漂ってました^^
境内はちっちゃなテント(お店)がぎゅうぎゅうにひしめきあっています。
そばの喧騒をよそに静かにたたずむ五重塔。蓮の花が見ごろでここだけ別世界のような美しさ^^
でも実はすぐそばで焼きとり屋の煙がもくもくとあがってたんですけどね(★ ̄∀ ̄★)
品物だけでなく、食べ物の屋台も結構並んでいます。ちょっと疲れたので屋台でドテ焼き買ってスタミナ補給(笑)
屋台のおばちゃんがこぼれ落ちるくらいネギをたっぷりかけてくれてとても美味しかったです(^▽^)
・・・とここで、以前伏見に出かけた際に立ち寄ったお寺で絵や小物を販売していたおじさんを発見!(→過去記事”京都伏見 十石舟再び”)そのとき、とても気さくに対応してくださったのでおじさんなどと馴れ馴れしく声をかけちゃいましたが実は”山科絵(江戸時代に半紙に神仏などの絵を描いて旅人に売られていた)”の技法の復活・紹介を目的にとても精力的に活動されている絵師さんでした( ̄▽ ̄)作品、大事にします。
境内では絵のほかにも、陶器や手芸品など手作りの作品もたくさん出品されていました。
こちらは竹細工の作品
自宅のお庭の竹を使って飾りトンボを作り始めたのがきっかけだそうですが、今ではこの昆虫の種類の充実ぶりとクォリティ。
弘法市は今回で2度目なんですが、前回トンボを夫が一目ぼれして即買いしてました。そして、今回は赤トンボを購入。こつこつためていくようです^m^
早速、自室に飾っています♪
ちなみに左の写真は私が購入した怪しい猫T(古着)。店主のお兄さん曰く”猫に小判ならぬ猫にコイン(猫の下に描かれているのは外国製のコインです)”らしいです( ̄▽ ̄)閉店間近だったのでこれに猫缶バッジもおまけしてくれて格安で購入。
風が吹くとトンボが絶妙のバランスでゆらゆら揺れてとっても風情があります。
それにしてもこの日はほんとに暑くてペットボトルのお茶を何度ラッパ飲みしたことか。お客さんが入っていないテントの店主さんは気の毒なくらい目がうつろでした。。弘法市から帰る途中、道路の気温計みたら38度超・・・そら暑いわ( ̄ロ ̄lll)8月に参戦する方はくれぐれもお気をつけて。
カレンダーで確認すると9月21日は日曜なんですね。また行きたいな~(゚▽゚)