廣田神社を参拝後、神呪寺(かんのうじ)へ向かいました。
神呪寺は弘法大師ゆかりの寺であり甲山(かぶとやま)の麓にあることから、地元の方からは「甲山大師」「お大師さん」と呼ばれているそうです。
寺の名前を初めて目にしたとき”神呪う”とはなんてオカルトちっくなと ときめきましたが(* ̄ー ̄*)、その由来は「神の寺」→「かんのじ」→「神呪寺(かんのうじ)」となったとのこと。そして、ここでの呪いとは「仏様の言葉」を意味するそうです。
大きな駐車場はあるものの、車も人影もほとんど見当たらず寺の周りはとても静か。
石段手前に小さな池があり、雨上がりに蓮の花しっとりと咲く様子がとても風情がありました。
一直線に続く長い石段を上がってすぐ脇の休憩所から見た景色。大阪平野が一望できました(゜▽゜)
本堂。
こちらのご本尊は如意輪観音坐像。別名「融通観音」とも呼ばれ、どんなお願いも融通を通してくれる(!)観音様として有名とのこと。なんて懐の広い観音様(* ̄ー ̄*)
多宝塔。
多宝塔を眺めていたらすぐそばに甲山へ続く登山道のようなものがあり、リュックを背負った2人の男の子が慣れた様子でその登山道へ入っていきました。
案内板を確認すると、甲山の山頂まで行けるハイキングコースになっているとのこと。子供たちだけで気軽に入れるみたいだしせっかくだからちょっと登ってみる?ということで急きょハイキングをすることに。
途中、大きな岩があったり茂みをかき分けたり、ヤブ蚊の追撃をかわしたりとちょっとした探検気分に。
全身虫よけスプレーと汗まみれ、いい加減二人の口数が少なくなった頃、急に視界があけ山頂に到着。
甲山は標高309.4mのとても小さな山。名前の由来は神功皇后が昔この山に甲冑を埋めたという説や、山の形がかぶとに似ているからという説などがあるそうです。確かにこんもりとした形はかぶとに似ているかも。
山頂はちょっとした広場になっていました。手持ちのお茶が底をついていたので早々に下山することに。
下りの途中も木々の間から阪神間の街並みを見渡すことができました。
下りは10分程度でおりることができました。40分程度のミニハイクでしたが、汗だくで終了。
夏バテでへたった体にカツを入れるには充分な運動になりました( ̄▽ ̄)