7月4日から1泊2日で伊勢に行ってきました♪伊勢は昨年初めて訪れた際、海の幸と多彩な観光スポットにすっかり魅了され再訪を楽しみにしていたので嬉しい(*゚▽゚*)
まずは伊勢神宮の外宮(正式名は豊受大神宮)へおまいりに。伊勢神宮は内宮・外宮の2つの正宮から成り、外宮から内宮へお参りするのが古くからの慣わしとのこと。外宮では衣食住をはじめとする産業全般の神様がお祀りされています。
境内は杉や楠の巨木が生い茂り、まさに聖域といった雰囲気。普段は猫背気味の私も鳥居をくぐると自然と背筋がのびます^^;
お伊勢まいりは昨年9月の初参拝以来2回目。前回は20年に一度の大祭「式年遷宮」のクライマックス行事である「遷御の儀」直前に訪れたため、工事関係者や参拝者がごったがえし境内全体にかなり高揚した雰囲気が漂っていましたが、今回はそのときに比べるとずいぶん落ち着いた感じでのんびり参拝できました。
まだ”新築感”漂う外宮正殿
新しい正殿のすぐ横には役割を終えた古殿がまだ残っていました。
20年ごとに社殿だけでなく神宝・装束類のすべてを一新して神さまにお遷りいただくという「式年遷宮(式年とは”定められた年”という意)」。20年に1度行われる理由について実は確かな説はないそうですが、社殿を常に尊厳ある姿に保つため、大工技術や匠の技を次世代に伝承するため、などの説があるとか。そして、神宮を新しくすることは神様の力のよみがえり・日本全体の若返りを祈る意味もあるそうです。
確かにこうして見ると、新しい正殿のほうがいかにも力みなぎっている感じがしますね!
大きな一枚岩の石橋「亀石」。突き出た部分が亀の頭のように見えます。
「風宮」風の神をおまつりする別宮
「土宮」外宮の土地の守り神をおまつりしている別宮
「多賀宮」外宮の別宮の中でも最も格式が高い別宮。豊受大神宮の荒御魂をおまつりしています。
荒御霊(あらみたま)と聞くと私は荒ぶる神様的な感じをイメージしてしまいますが (^▽^;)、活動的で積極的な状態の神霊をさすそうで個人的なお願い事はこちらでするとよいとされています。
多賀宮と土宮の間の小道の先に下御井神社という小さな社があります。社の中には井戸があり水の神様をおまつりしているそうです。雨上がりで薄日が差し始めた景色が神秘的でした。
井戸の守衛??小カマにもご挨拶して外宮の参拝は終了。
勾玉池の休憩所でひとやすみして次はいよいよ内宮へ~^▽^